ディ・マリアが遠征に合流せず、マンUでの去就に疑問符
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【7月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は25日、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)が予定通りチームに合流していないことを明かし、同選手のクラブにおける去就に疑問が投げかけられている。
フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)への移籍が強くうわさされているディ・マリアは、プレシーズンの遠征で訪れている米カリフォルニア(California)州でチームに同日合流する予定となっていた。
しかし、この日行われたFCバルセロナ(FC Barcelona)との試合に3-1で勝利した後、ファン・ハール監督は記者団に対し、ディ・マリアがサンフランシスコ(San Francisco)行きの飛行機に乗っていなかったと明かした。
指揮官は、「搭乗しなかったと聞いている。だから私は何も言えない。搭乗していなかったんだ」と、繰り返した。
ディ・マリアは、コパ・アメリカ(2015 Copa America)にアルゼンチン代表として出場したため、同胞のマルコス・ロホ(Marcos Rojo)とともに遠征の参加開始を繰り下げていた。
ロホもチームへの合流が間に合わなかったが、ファン・ハール監督は同選手については「パスポートの問題があったたため」と語っている。
英紙デーリー・メール(Daily Mail)は電子版で、バルセロナ戦を前にファン・ハール監督が選手らにディ・マリアがPSGに加入すると伝えたと報じている。
昨年、レアル・マドリード(Real Madrid)からユナイテッドに加入したディ・マリアだが、プレミアリーグでの1年目は厳しいシーズンを過ごしていた。