【7月25日 AFP】2015ツール・ド・フランス(2015 Tour de France)は24日、第19ステージ(サン・ジャン・ド・モーリエンヌからラ・トゥッスイール レ・スィベル、138キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)がステージ優勝を飾った。

 大会連覇に向けて厳しい戦いとなっているニバリが独走で勝利を飾り、44秒後にモビスター・チーム(Movistar Team)のナイロ・キンタナ(Nairo Quintana、コロンビア)、さらに30秒差でマイヨ・ジョーヌ(総合首位)を保持するチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)がフィニッシュした。総合2位のキンタナはフルームとの差を2分38秒に詰め、第20ステージを前にイエロージャージー争いが再燃している。

 ニバリはゴールまで残り約60キロメートルの超級山岳クロワ・ド・フェール(Croix de Fer)でアタックを仕掛け、上位陣のグループから抜け出した。

 続く峠で、単独で逃げていたチーム・ユーロップカー(Team Europcar)のピエール・ローラン(Pierre Rolland、フランス)をとらえたニバリは、続くラ・トゥッスイール峠(La Toussire)の登りでローランを引き離した。

 ピレネー山脈(Pyrenees)で苦しみ、総合争いから後れを取ったニバリは、ツール通算5回目のステージ制覇を飾って総合4位に順位を上げた。総合優勝を飾った昨年、ニバリは4回ステージ優勝を飾っている。

 キンタナは残り5.5キロメートルの最後の登りで動き、これに反応したフルームとの差を辛うじて作った。

 今大会初めてフルームからタイムを奪って30秒の差を詰めたキンタナだが、25日に行われるアルプス(Alps)最後のステージには大きな課題が残されている。

 総合3位には5分25秒差でモビスター・チームのアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)が続き、ニバリは表彰台入りまで1分19秒差に迫っている。