■魔のグランドン峠

 レース序盤に形成された29人という大きな逃げ集団は、平均勾配5.1%ながらも、10%超の勾配が何度も襲いかかるグランドン峠で、かなり絞られていた。

 グランドン峠の山頂を前にバルデが抜け出すと、アスタナのヤコブ・フグルサング(Jakob Fuglsang、デンマーク)とローランがこれを追う。

 フグルサングがまさかの落車に遭う中、バルデがアタックし、モビスター・チームのウィナー・アナコナ(Winner Anacona、コロンビア)が追従するが、下りで完全に突き放された。

 最後の2級山岳では、アナコナ、トレック・ファクトリー・レーシング(Trek Factory Racing)のボブ・ユンゲルス(Bob Jungels、ルクセンブルク)、ローラン、フグルサングが共に上っていたものの、ローランが単独で抜け出し2位の座を確保した。

 残りの3人はゴールスプリントで争い、首位から59秒遅れでアナコナが3位に入った。

 すでにステージ2勝を挙げているカチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)は、最初の5つの峠で最大限のポイントを獲得し、山岳賞(マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ)をフルームから奪取した。

 それでもこの日、ステージ優勝を飾ったバルデが、ロドリゲスと同じ68ポイントを獲得している。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN