【7月22日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を指揮するジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、いつか米メジャーリーグサッカー(MLS)で監督職に就く可能性はあるものの、欧州サッカーで成功を収めるという目標があるうちは、米国に行くことはないと語った。

 世界で最も優れた指揮官の一人にあげられているモウリーニョ監督は、MLSの球団を率いることで、サッカー界の発展のために「何かしらの恩返し」ができれば良いと語った。

 しかし、代表チームを指揮する機会をきっぱりとはねのけたように、近い将来にMLSへの転向が実現するわけではなさそうだ。

 MLSで指揮を執る可能性を考えたことはあるかと聞かれたモウリーニョ監督は、「いつかね、今じゃないけど。代表監督について、『いつか、今じゃない』と言ったのと同じ理由だよ」と答えた。

「代表チームでは、試合が2か月に1回しかないし、大きな大会にいたっては2年ごとだ」

「いつかやってみたいけど、今じゃない」

「MLSも、いつかやってみたい。どうして今じゃないのかって?なぜなら、最高の試合に参加していたいからだ。欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)とプレミアリーグでやりたいし、一番大きなチャレンジをしたいんだ」

 それでもモウリーニョ監督は、MLSの発展に力添えするという考えには賛成のようだ。

「多くの人が競技を愛している場所で、何かしらの貢献ができればと思う」

「何かしなければならないと感じている。恩返しをしなきゃいけないだろう?」