【7月19日 AFP】国際テニス殿堂(International Tennis Hall of Fame)は18日、米ロードアイランド(Rhode Island)州ニューポート(Newport)で殿堂入り式典を行い、2度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇る元世界ランク1位のアメリー・モウレズモ(Amelie Mauresmo)氏が正式に殿堂入りを果たした。

 第1子を妊娠しているモウレズモ氏は姿をみせなかったものの、開催中のテニス殿堂選手権(Hall of Fame Championships)で行われた式典では、数々の著名人がモウレズモ氏に祝辞を送った。

 36歳のモウレズモ氏は、「ずっと尊敬してきた人々に肩を並べられるのは、光栄なことです」と声明を発表している。

 モウレズモ氏は、2004年から2006年にかけて世界ランク1位の座を合計39週間守り、どちらも決勝でジュスティーヌ・エナン(Justine Henin)氏を破って、2006年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)とウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)を制している。

 フランス人女子選手としては、マリー・ ピエルス(Mary Pierce)氏、マリオン・バルトリ(Marion Bartoli)氏と並び、オープン化以降にグランドスラムを制した3選手の一人となっている。(c)AFP