南アフリカで列車衝突、負傷者150人以上か
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【7月18日 AFP】南アフリカ・ヨハネスブルク(Johannesburg)南部で17日夕方、列車の衝突事故が発生し、少なくとも150人が負傷した。当局が発表した。現在のところ死者は確認されていないという。
報道によると、同国の経済の中心地ヨハネスブルクから帰宅する乗客を乗せた列車が、同市ボーイセンス(Booysens)駅付近で停車していた列車に衝突したという。
現場で負傷者の応急処置などに当たった医療機関ER24の広報担当者ラッセル・メイリング(Russel Meiring)氏はAFPに対し、「まだ正確な数字は把握していないが、負傷者は150人以上に上る。現在までに約100人が病院に運ばれ、列車内に閉じ込められている人はいないと思われる」と話した。メイリング氏によると死者の報告はないが、現地報道では負傷者は200人以上に達すると予想されている。
現地メディア「アイウィットネス・ニュース(Eyewitness News)」のウェブサイトは、ある乗客の証言として、列車が脱線して別の列車に衝突したと伝えている。現場の鉄道当局者はAFPに対し、事故原因は今のところ特定されておらず、調査が行われていると述べた。
事故は夕方のラッシュアワーに発生し、当時列車にはヨハネスブルク中心部から同市郊外の住宅地に帰宅する人々で混み合っていた。(c)AFP