【6月30日 AFP】交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)が29日、同社としてはアフリカ初の事業拠点を南アフリカのヨハネスブルク(Johannesburg)に開設したと発表した。アフリカの「人々とビジネスのつながり」に役立ててほしいとしている。

 フェイスブックはプレスリリースの中で「今回オフィスを開設したのはフェイスブックを利用することでビジネスとユーザーに大いに発展してもらうため」と述べている。フェイスブックは世界最大のSNSで世界全体のアクティブユーザーは約14億人。うち約1億2000万人をアフリカのユーザーが占めている。アフリカでフェイスブックを使っている人の80%以上が携帯電話からアクセスしているという。

 フェイスブックはまずサハラ以南のケニア、ナイジェリア、南アフリカに注力し、順次セネガル、コートジボワール、ガーナ、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、ザンビア、モザンビーク、エチオピアでも同様の支援を行っていくという。(c)AFP