■サガン「脇役に満足」

 過去3年間、緑のジャージー(ポイント賞)を獲得しているペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)だが、今大会ではコンタドールを支えることに集中したいと話している。

 昨季終了後にキャノンデール・プロ(Cannondale Pro、当時)を離れたサガンは、コンタドールが絶対的なリーダーに君臨するティンコフ・サクソへ移籍した。

 25歳のサガンは、これまでの自分であれば、ステージ通算4勝と、ポイント賞の記録をさらに更新したいと考えていたはずだが、今年は脇役に徹することで満足していると語った。

「ツール・ド・フランスで最も大事なものはイエロージャージーだ」とそつなく答えたサガンは、「それは当然のこと。僕はチームの一員となってイエロージャージーのために戦うことをうれしく思うんだ」と続けた。

「その過程でグリーンジャージー(マイヨ・ヴェール)がついてくれば良いな」

「それが簡単かどうかは分からないけど、一番大事なのはイエローだ」

(c)AFP