【6月27日 AFP】女子テニス、エイゴン国際(AEGON International 2015)は26日、シングルス準決勝が行われ、大会第2シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は第1セットが0-3となったところで棄権を表明し、四大大会(グランドスラム)のジュニア女子シングルスで2度優勝しているベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)に決勝進出の切符を譲った。

 ボズニアツキは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)の本戦開幕を29日に控え、腰部の痛みが悪化する前に予防措置を講じたという。

 第3ゲームの終了後にトレーナーを呼び、会場にいた医師の診察を受けた結果、ボズニアツキは試合開始からわずか13分で棄権を決断した。

 ツアー初優勝を目指す世界ランク31位のベンチッチは、決勝で第9シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と対戦する。ラドワンスカは、同日の試合で米国のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)を下し、エイゴン国際では2008年以来の決勝進出を果たした。

 18歳のベンチッチは、急展開に驚きを隠せない様子で、「もちろん、こんな形で勝ちたくはありませんでした」とコメントした。

「きちんとした準決勝ができなくて少しがっかりしています。(ボズニアツキの故障については)試合前に何も知りませんでした。私自身も昨日の試合で軽い転倒があったので、そのことに気を取られていました。だから、彼女のことは何も知らなかったんです」

 ボズニアツキは、腰部への負担を考えて今大会を棄権したことが、ウィンブルドンでのプレーにつながることを祈っているという。

「今週中、なんとなく腰が気になっていました。今日は張りが強くなって、思い通りに動くことができず、痛みもありました」

「せっかく来てくれた観客の皆さんに申し訳ないと思いましたが、私にできることはありませんでした」

「私にとってはウィンブルドンを見据えることが先決で、1回戦に向けてできる限りの治療を受けることしか頭にありません」

「ウィンブルドンでは絶対にプレーしたいです」

(c)AFP/Scott WILLIAMS