ペルーがコパ・アメリカ4強入り、ゲレーロがハットトリック達成
このニュースをシェア
【6月26日 AFP】コパ・アメリカ(2015 Copa America)は25日、準々決勝が行われ、ペルーはパオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)がハットトリックの活躍をみせ、ボリビアに3-1で快勝し、因縁のライバルであるチリが待つ準決勝に駒を進めた。
ブラジルのフラメンゴ(Flamengo)に所属する現在31歳のゲレーロは、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とハンブルガーSV(Hamburger SV)を経て、ここ3シーズンはブラジルでプレーを続けている。
そのゲレーロは、前半20分と23分に立て続けに得点を奪い、ボリビアを追い詰めると、後半29分には相手守備陣のミスから容赦なくゴールを決め、ハットトリックを達成した。
ボリビアもその後、PKからマルセロ・モレノ・マルティンス(Marcelo Martins Moreno)が1点を返したが、気休めにしかならなかった。
この結果、29日に行われる準決勝は、開催国チリ対ペルーという激戦必至の組み合わせになった。
1879から1883年にかけて、「太平洋戦争」で敵対したチリとペルーは、1935年以降はサッカーでも隣国として激しいライバル関係にあり、両国の対戦は「太平洋クラシコ」と呼ばれている。
さらにチリとペルーは、領海をめぐって法廷でも長らく争っている。(c)AFP