【6月22日 AFP】21日に行われた男子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、第115回全米オープン選手権(2015 US Open Championship)最終日。ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)は、最終18番で2度目のパットを外し、自身初となるメジャー制覇をまた逃した。

 30歳のジョンソンは3パットとし、大会を翌22日に行われる18ホールでのプレーオフに持ち込むことはできなかった。

 メジャー初制覇の機が熟しきっているという見方が大半を占めるジョンソンは、この日のラウンドをイーブンパーで終えて通算4アンダーとし、優勝したジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)に1打及ばず、ルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)と共に2位タイに終わった。

 世界ランク7位のジョンソンは、「残念だ。良いプレーができていたのに、今日はパットがダメだった。できる限りのことはやった。最善を尽くしてあのホールに臨んだけれど、うまくいかなかった」と語った。

 最終組でラウンドしていたジョンソンは、パー5の18番グリーンを2打目でとらえた。決まれば優勝となる12フィート(約3.6メートル)のイーグルパットを逃すと、プレーオフに持ち込める4フィート(約1.2メートル)のバーディーパットも外してしまった。

 ジョンソンは、2010年の第110回全米オープン(2010 US Open Championship)で3日目を終えて首位に立っていたものの、最終日にスコアを落とし8位に終わった。さらに、同年の第92回全米プロゴルフ選手権(2010 PGA Championship)では、バンカーでクラブが地面に触れていたことが確認されて2打罰を科せられ、マルティン・カイマー(Martin Kaymer、ドイツ)とバッバ・ワトソン(Bubba Watson、米国)とのプレーオフを逃している。

 ジョンソンは昨年、一身上の都合で6か月の休養に入った。当時、ゴルフ・マガジン(Golf Magazine)誌は、ジョソンソンからコカインの陽性反応が出て出場停止になったと報じたが、全米プロゴルフ協会(PGA of America)は、休養は自発的なものだとし、報道を否定していた。

 それでも復帰後のジョンソンは好調で、3月に行われた世界ゴルフ選手権(World Golf Championships 2015)第1戦のキャデラック選手権(Cadillac Championship)を制覇していた。

 これまでにメジャー大会で7度トップ10入りしているジョンソンは、父の日の残りを赤ん坊と過ごして落胆を洗い流そうとしている。

 ジョンソンは今年1月、カナダの伝説的なアイスホッケー選手、ウェイン・グレツキー(Wayne Gretzky)氏の娘、ポーリーナ(Paulina Gretzky)さんとの間に男の子をもうけた。

「結局抱えた自分のトロフィーは、僕の赤ん坊だった。自分自身と家族を本当に誇りに思う。たとえ何があっても、堂々としていきたい」

(c)AFP/Greg Heakes