【6月19日 AFP】男子テニス、エイゴン選手権(AEGON Championships 2015)は18日、シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は7-5、6-4でフェルナンド・ベルダスコ(Fernando Verdasco、スペイン)に勝利し、大会記録に並ぶ通算4度目の優勝に近づいた。

 クイーンズクラブ(Queen's Club)で行われているウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)の前哨戦で、グリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)を含むビッグネームの敗退が相次ぐなか、マレーは2試合連続となるストレート勝利を収めた。

 前年覇者のディミトロフは精彩を欠き、同日に行われた試合で世界ランク48位のギル・ミュラー(Gilles Muller、ルクセンブルク)に4-6、6-7で敗れている。

 今大会ではラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)がまさかの初戦敗退に終わり、全仏オープンテニス(French Open 2015)覇者のスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)も敗れるなど、ここまで波乱が続いている。

 大会通算成績を22勝5敗に伸ばしたマレーは、順当にいけば準々決勝でミュラーではなくディミトロフと対戦するとみられていたが、上位シードが次々と大会から姿を消していき、タイトル獲得の可能性が高くなっている。

 マレーは2013年大会で自身3度目の優勝を果たしており、21日に行われる決勝でトロフィーを掲げれることになれば、ボリス・ベッカー(Boris Becker)氏、ジョン・マッケンロー(John McEnroe)氏、アンディ・ロディック(Andy Roddick)氏、そしてレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)が持つ大会記録に並ぶことになる。

 世界ランク3位のマレーは、「フェルナンドは本当に力強い選手で、ラリーに持ち込むことは難しい。でも、彼のサーブはあまり調子が良くなかったので、いくつか好機をつかむことができた」と語っている。

「順当に勝ち進めてハッピーだ。初戦よりも良かったね」

 マレーは2013年のウィンブルドン準々決勝で、ベルダスコに2セットを先取されながらも、最後はフルセットの末に逆転勝利を収めており、これまでの通算対戦成績でも11戦10勝とリードしていた。(c)AFP