【6月17日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は16日、グループDの試合が行われ、米国が1-0でナイジェリアを下し、グループ首位で決勝トーナメント進出を決めた。

 5万3000人が訪れたBCプレイス・スタジアム(BC Place Stadium)で米国は、主将のアビー・ワンバック(Abby Wambach)が代表通算183点目となる得点を決め、10人のナイジェリアを退けた。

 ワンバックは前半終了間際、ミーガン・ラピノー(Megan Rapinoe)のCKからW杯通算14得点目となるゴールを挙げた。これでワンバックは、今大会でブラジル代表のマルタ(Marta)が塗り替えた大会歴代最多得点記録の15ゴールにあと1に迫っている。

 ナイジェリアは、サラ・ヌノディム(Sarah Nnodim)がこの試合2枚目のイエロカードを受けて退場処分となり、残り20分を10人で戦った。

 勝ち点を7としてグループ首位に立った米国は、22日にエドモントン(Edmonton)で行われる決勝トーナメント1回戦の試合で、グループB、E、Fの3位チームのいずれかと対戦する。

 勝ち点1にとどまったナイジェリアは、敗退が決まった。(c)AFP