【6月16日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)は15日、グループAの試合が行われ、開催国カナダは1-1でオランダと引き分けたが、グループ首位で決勝トーナメントに進出することが決まった。

 前半10分にアシュリー・ローレンス(Ashley Lawrence)の得点で先制したカナダだが、後半42分に同点弾を許した。

 それでも、カナダは勝ち点5でグループ首位通過が決まり、同4で並んだオランダと中国は、得失点差で中国が2位通過となる。今大会では、各グループの3位チームのうち成績上位の4つが決勝トーナメントに進めることから、オランダの夢も完全に絶たれたわけではない。

 カナダは、決勝トーナメントでC組、D組、E組のうち最も成績が良かった3位チームと対戦する。また、中国は日本やスイスが属するC組の2位チームと対戦することになる。

 同日の試合では、中国とニュージーランドが2-2で引き分けた。

 前半28分、ニュージーランドのレベッカ・ストット(Rebekah Stott)がネットを揺らしたものの、中国が同41分にPKを決めて試合を振り出しに戻す。

 中国は、後半15分に逆転ゴールを決めたが、ハナ・ウィルキンソン(Hannah Wilkinson)の得点で粘ったニュージーランドが、試合を引き分けに持ち込んだ。(c)AFP