ボリビアがコパ・アメリカで18年ぶりに勝利、ミス連発のエクアドルを破る
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【6月16日 AFP】コパ・アメリカ(2015 Copa America)は15日、グループAの試合が行われ、ボリビアが3-2でエクアドルを破り、同大会では1997年以来となる勝利を収めた。
ボリビアが国外で行われた公式戦で勝利を収めたのは1995年以来となった。
一方、後半に反撃しながらも同点に追いつけなかったエクアドルは、この敗戦で大会敗退の危機に直面することになった。
ボリビアはミスを連発したエクアドルから前半だけで3得点を奪い、開始から45分で試合の行方をほぼ決定づけた。
ボリビアは前半5分、スウェーデン出身のマルティン・スメデベルク・ダレンセ(Martin Smedberg-Dalence)のコーナーキックを主将のロランド・ラルデス(Ronald Raldes)がヘディングで合わせ、マークが不十分だったエクアドルから先制点を挙げた。
そしてボリビアは続く前半18分、先制点を演出したダレンセがペナルティーエリアの外からミドルシュートを決め、リードを2点に広げた。
対するエクアドルは前半36分、イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)でプレーするエネル・バレンシア(Enner Valencia)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得したが、これはボリビアのGKロメル・キニョーネス(Romel Quinonez)にセーブされた。
それから数分後、今度はエクアドルがフリクソン・エラソ(Frickson Erazo)の軽率なプレーでボリビアにPKを献上すると、これをマルセロ・モレノ・マルティンス(Marcelo Martins Moreno)が決め、ボリビアは前半を3-0で折り返した。
迎えた後半、敗戦濃厚となったエクアドルが反撃を開始し、試合再開から3分でバレンシアが1点を返すと、同36分にはミレル・ボラニョス(Miller Bolanos)のゴールで1点差まで詰め寄った。
しかし、ボリビアはGKキニョーネスがその後のエクアドルの猛攻を耐え抜き、最後は逃げ切ることに成功した。(c)AFP