宮間のPKで日本がスイスに勝利、女子サッカーW杯
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■スイスの攻撃に脅かされる
FWラモナ・バッハマン(Ramona Bachmann)が積極的な攻めをみせたスイスだが、結果的にこれを得点につなげることができなかった。
何度も得点機を逃した24歳のバッハマンについて、スイスのマルチナ・ボス・テクレンバーグ(Martina Voss-Tecklenburg)監督は、「今日の悲劇のヒロインね」とすると、「自分のできることを世界の舞台でみせた。素晴らしい選手よ」と称賛した。
後半、DF3選手をドリブルで抜き去り、GK山根恵里奈(Erina Yamane)もかわしたバッハマンだが、最後は止まりきれずに転倒し、シュートを放つことはできなかった。
なでしこジャパンは、菅澤優衣香(Yuika Sugasawa)が追加点のチャンスを迎えたが、これはポストに嫌われる。
最後まで果敢な攻めをみせたバッハマンだが、最後のシュートはクロスバーを大きく上に外れてしまった。
佐々木監督は、「もう少し落ち着いてプレーしたかった」としたものの、「勝てたことが一番大事。日本に勝ったと伝えられることがうれしい」とひとまず安心した様子だった。
日本は、12日に行われる次戦でカメルーンと対戦する。同日に行われた試合で、カメルーンは6-0でエクアドルに大勝した。(c)AFP/Emmeline MOORE