■中東との関わり

 49歳のカー氏は、1990年代にマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏が全盛を誇っていたシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)でファイナル3連覇を経験すると、サンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)でも、さらに2回リーグ制覇を果たした。

 レバノン生まれのカー氏は中東で幼少期を過ごしたが、1984年、米国の大学で教授を務めていた父親のマルコム(Malcolm Kerr)さんが、イスラム過激派により殺害されるという悲劇を味わった。

 カー氏は、15年間の現役生活の中で数々のチームを渡り歩いたが、引退後はフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)の球団社長を務め、テレビの解説者としても活躍した。

 56歳のブラット氏は、米プリンストン大学(Princeton University)でプレーした後、1983年までイスラエルのリーグで選手として過ごした。引退後は、イスラエル、ロシア、イタリア、トルコ、ギリシャでコーチを務めた。

 2012年のロンドン五輪でロシア代表を銅メダル獲得に導いたブラット氏は、昨年マッカビ・テルアビブBCに欧州のビッグタイトルをもたらした。