【6月3日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長による電撃的な辞任表明を受け、ブラジル代表の伝説ペレ(Pele)氏は、「正直な人々」がサッカー界を立て直すべきだと呼びかけた。

 ハバナ(Havana)で、キューバ代表チームとニューヨーク・コスモス(New York Cosmos)の親善試合に足を運んだ74歳のペレ氏は、英国放送協会(BBC)の取材に対し、サッカー界を揺るがした汚職スキャンダルを受け、FIFAは変わらなければいけないとコメントした。

 ブラッター氏の再選を支持していたペレ氏だが、5選を果たした会長が突如として権力を失ったのは「不運」だったとしている。

「みんなゼップ・ブラッターについて聞いてくる。もちろん、みんなが驚いたはずだ。ゼップ・ブラッターにではなく、FIFAにね」

「前にも言ったけど、彼は20年も会長職を務めてきた。そして、残念ながらあんなことがあった」

「私の意見は選手と同様、サッカーで人をつなぎ、戦争をなくしたいだけ。それが私の意見で、汚職事件については私の問題じゃない」

 ペレ氏は同時に、イメージアップを図るため、FIFAは大事な時期に差しかかっていると話した。

「FIFAにとっては重要な時期だ。前進するため、FIFAは変わらなくてはならない」

「すべてが過渡期にある。サッカーは変わり、生活も変わる。正直な人々を大事にしなければいけない」

「何を組織するにしても、良い人材は不可欠だ」

(c)AFP