【6月3日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件で、同連盟のジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長(79)が、米連邦捜査局(FBI)の捜査対象になっていることが明らかになった。米各メディアが2日、伝えた。この報道の数時間前、ブラッター会長は辞意を表明した。

 FBIによるブラッター会長の捜査については、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)と米テレビABCニュース(ABC News)が匿名の捜査関係者らの話として伝えたが、詳細については明かされていない。ABCニュースはFBIと米検察がブラッター会長を捜査していると伝えている。

 FBIの報道官は、先週の米司法長官とFBI長官の発表以外、FIFAの汚職に関する捜査については「ノーコメント」と述べた。(c)AFP