【6月1日 AFP】世界一周飛行に挑戦している次世代ソーラー飛行機「ソーラー・インパルス2(Solar Impulse 2Si2)」が、悪天候のため急きょ名古屋に着陸することになった。プロジェクト主催側が1日、発表した。

 プロジェクト発起人でパイロットの1人のベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)氏はマイクロブログのツイッター(Twitter)上に「太平洋(Pacific Ocean)上の天候が悪化しており、名古屋に中間着陸して天候の好転を待つことに決定した」と投稿した。

 ソーラー・インパルス2は先月31日に中国・南京(Nanjing)を発ち、世界一周の全12区間中最長となる、米ハワイ(Hawaii)までの8500キロを6日6晩で飛行する航程に入ったが、最初の1日を経過したところで中断を余儀なくされた。名古屋には1日夜に着陸する予定という。(c)AFP