欧州でブタクサ猛威、花粉症流行の懸念 国際研究
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■花粉の大気中濃度は4倍に
ブタクサの花粉の大気中濃度は、2050年までに平均して現在水準の4倍となる見通しであることを研究チームは発見した。欧州北中部、仏北部、英南部では、現時点では無視できるほど微量なブタクサの花粉量が将来、大幅な増加を示すとともに、すでにブタクサの侵入を受けている多くの地域では花粉濃度が上昇する見通しだ。
花粉量増加の約3分の1は、ブタクサの種子拡散が非常に効率的であることが原因で発生する。残りの3分の2は、二酸化炭素(CO2)濃度の上昇と、土地利用の変化に起因するものだ。CO2濃度上昇は植物の成長を促進し、土地利用の変化は北欧と東欧におけるブタクサの生息地を拡大する。
キク科の一年草であるブタクサは、オーストラリア、南米大陸、日本などの地域にも侵入している。(c)AFP