【5月25日 AFP】イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」が、シリア中部の古代都市パルミラ(Palmyra)とその周辺で24日までの9日間に子どもや女性を含めて少なくとも217人を「処刑」したと、英国に拠点を置く非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が24日、明らかにした。

 同団体のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPに対し、ホムス(Homs)県東部のパルミラや近郊のスフナフ(Sukhnah)やアミリヤ(Amiriyeh)などで民間人67が殺害されたことを確認したと語った。このうち14人は子ども、12人が女性だという。

 ラフマン氏によると、さらにISは政府軍兵士や政権側民兵、「政権への情報提供者」とみなした150人以上を「処刑」した。ほとんどの「処刑」は銃殺によるものだが、刺殺や斬首なども行われたという。

 シリア人権監視団の発表に先立ち、シリアの国営メディアはISがパルミラで女性や子どもを中心に民間人約400人を「虐殺」したと伝えていた。(c)AFP