【5月20日 AFP】第98回ジロ・デ・イタリア(2015 Giro d'Italia)は19日、第10ステージ(チヴィタノーヴァ・マルケからフォルリ、200キロメートル)が行われ、バルディアーニCSF(Bardiani CSF Pro Team)のニコラ・ボエム(Nicola Boem、イタリア)が優勝を飾り、ティンコフ・サクソ(Tinkoff-Saxo)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)が、総合首位のピンクジャージー(マリア・ローザ)を守った。

 サウスイースト・プロサイクリング・チーム(Southeast Pro Cycling Team)のマッテオ・ブザート(Matteo Busato、イタリア)、NIPPO・ヴィーニファンティーニ(NIPPO Vini Fantini)のアレッサンドロ・マラグーティ(Alessandro Malaguti、イタリア)、チーム・キャノンデール・ガーミン(Team Cannondale-Garmin)のアラン・マランゴーニ(Alan Marangoni、イタリア)と4人で逃げ切ったボエムは、ほんのわずかの差で、他の3人より先にゴールした。

 2013年にプロに転向した25歳のボエムにとっては、キャリア最大の勝利になった。

 総合首位のコンタドールにとっては幸運なことに、スカイ(Sky Pro Cycling)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)は、このステージで大事なタイムを失ってしまった。

 ポートはさらに、自身の過失によってペナルティータイム2分を科されている。この日、レースの途中でパンクに見舞われたポートは、同じオーストラリア出身でオリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のサイモン・クラーク(Simon Clarke)から車輪を提供されていた。これがレースの規定に抵触したという。

 新鋭のイタリア人選手により構成されるバルディアーニCSFは、主催者からレースに招待されることも多く、ボエムは今回の優勝について、「ジロでのステージ優勝を目標にしていたけど、最もあり得ない平坦なステージでそれを達成してしまった」と語った。

「僕らは協力して、残り20キロの時点で優位に立っていた。あと1.5キロのところで、アラン・マランゴーニがアタックした」

「彼を逃すわけにはいかなかったから、全力を出した。この勝利をチームメートにささげたい。たぶん僕よりも喜んでくれているはずだから。それと、僕を信じて毎日応援してくれているガールフレンドのフェデリカ(Federica)にもね」