【5月12日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは11日、第36節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は0-1でスウォンジー・シティ(Swansea City)に敗れた。

 ここまで、王者チェルシー(Chelsea)とのスコアレスドローを除き、公式戦9試合で8試合に勝利していたアーセナルだが、古巣に帰還したGKルカシュ・ファビアンスキ(Lukasz Fabianski)の堅守に遭い、後半40分にとうとう恐れていた事態が起きる。

 寄誠庸(Ki Sung-Yueng、キ・ソンヨン)に代えてピッチに送り込まれたバフェタンビ・ゴミス(Bafetimbi Gomis)がヘディングを放つと、これはアーセナルのGKダビド・オスピナ(David Ospina)に止められたかのようにみえたが、ゴールライン・テクノロジーによって、ラインを割っていることが確認された。

 アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「フルでプレーせず、守備に徹するチームとの戦いは不運だった」とコメントした。

「後半にたくさんのチャンスがあったので、なんとか形にしようと焦ってしまった。得点するかしないかの話だったね」

 アーセナルが本拠地で行われたリーグ戦に敗れるのは、昨年11月以来の出来事。次節の直接対決の結果によっては、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がアーセナルから3位の座を奪取する可能性がある。ただ、アーセナルには未消化分のサンダーランド(Sunderland AFC)戦が残っている。

 一方のスウォンジーは、7位サウサンプトン(Southampton FC)と勝ち点1差の8位につけており、6位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とも同2差となっていることから、イングランドFAカップ(FA Cup 2014-15)決勝でアーセナルがアストン・ビラ(Aston Villa)に勝利すれば、繰り上げでヨーロッパリーグ2015-16(UEFA Europa League 2015-16)の出場権を獲得する可能性もある。(c)AFP/Tom WILLIAMS