マンC、アグエロのハットトリックでQPRの降格決める
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【5月11日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは10日、第36節の試合が行われ、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が3得点を挙げたマンチェスター・シティ(Manchester City)は6-0でクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park Rangers、QPR)を下し、同チームの降格を決定づけた。
この結果、QPRは順位表の最下位に落ち込み、リーグ戦残り2試合で、降格圏外との勝ち点9差を埋めることは不可能になった。
一方のシティは、王者チェルシー(Chelsea)に次ぐ2位の座を守って、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場を固めている。
この試合で、今季のリーグ戦通算25得点目を挙げたアグエロは、プレミアリーグの得点王となっている。
シティのマヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督は、「彼は今季の得点王になりたいのだろうが、私はこれが彼のプレースタイルだとも思う」とすると、「試合中によく動くようになったし、ボールを受けに行っている」と語った。
QPRの残留の望みは、前半4分に打ち砕かれる。リーグ得点王のアグエロが、守備陣の弱いタックルを難なくかわしてシティが先制。同32分には、アレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)がFKを直接決めて、チームに2点目をもたらした。
後半5分、アグエロの追加点で3-0とリードしたシティは、14分後にQPRのファウルからPKを獲得。これをアグエロが冷静に決めた。
同25分、ジェームズ・ミルナー(James Milner)がチーム5点目を決めたシティは、ダビド・シルバ(David Silva)のゴールで、大量得点の試合を締めくくった。
マレーシア人実業家のトニー・フェルナンデス(Tony Fernandes)氏が会長を務めるQPRは、昨季のプレーオフを制してプレミアに昇格した。
前日には、バーンリーFC(Burnley FC)がチャンピオンシップ(2部)に降格することも決定していた。(c)AFP/Julian GUYER