【5月3日 AFP】2日に行われたボクシング世界ウエルター級王座統一戦で、マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン) を判定で下したフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)が同日、9月の試合を最後に引退する考えを改めて表明した。

 パッキャオとの「世紀の一戦」に勝利し、無敗記録を48まで伸ばしたメイウェザーは、「9月が自分にとってラストファイトになる。その試合をやって終わりにする」と宣言した。

 38歳のメイウェザーは、米テレビ局ショウタイム(Showtime)と6試合の高額契約を結んでいるが、9月の試合がその6試合目にあたる。

 そしてその試合に勝利すれば、メイウェザーの通算戦績は49戦49勝となり、故ロッキー・マルシアノ(Rocky Marciano)氏の偉大な記録に並ぶことになる。

 引退の真偽については懐疑的な見方は残っているものの、メイウェザーは以前から自分の成績は49戦無敗で十分だとしており、50勝の大台にこだわりはないと明言している。(c)AFP