【4月23日 AFP】イングランドサッカー協会(FA)のグレッグ・ダイク(Greg Dyke)会長は22日、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に所属するハリー・ケイン(Harry Kane)の代理人の話として、同選手が6月にチェコで開催されるU-21欧州選手権(UEFA European Under-21 Championship 2015)の出場を希望していると明らかにした。

 トッテナムで今季の公式戦30得点を記録し、大躍進を果たしているケインは、先月に行われたリトアニアとの欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)予選でイングランド代表デビューを果たすと、出場からわずか79秒で得点を決めてチームに勝利をもたらした。

 トッテナムは、シーズン終了後の大会でケインが酷使されるリスクについて懸念を示すとみられている。

 しかしながらダイク会長は、「最近、ケインの代理人から電話があり、彼がイングランド代表としてプレーすることを大いに楽しみ、今年のU-21欧州選手権に出場することを望んでいると聞いている」と明かした。

「それは重要なことだ。イングランドのサッカー界で育成されている若手選手なら、代表としてプレーしたいのは当然だ」

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