【4月13日 AFP】北アフリカのリビアで12日、首都トリポリ(Tripoli)にある韓国大使館が銃撃を受け、2人が死亡、1人が負傷した。

 米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」によると、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」がマイクロブログのツイッター(Twitter)を通じて犯行声明を出している。

 リビア内務省の報道官は、銃撃は大使館の前を通過する車両から行われたとAFPに語った。現場の治安当局者によれば、死亡した2人はリビア人警備員。大使館は数か月前から閉鎖されているが、韓国政府関係者の利用は続いていたという。

 韓国外交部(外務省)は、大使館への攻撃があったことを認めた。大使館では外交官2人を含む韓国人3人が勤務していたが、いずれも無事だとしている。(c)AFP