【4月10日 AFPBB News】ブラジルの首都ブラジリア(Brasilia)で9日、国営石油会社ペトロブラス(Petrobras)の贈収賄疑惑をめぐる議会調査委の公聴会の最中に、汚職に抗議したとみられる何者かがネズミやハムスターなどのげっ歯類を放ち、その場にいた議員や報道陣が騒然となる一幕があった。

 この騒ぎで労働党の会計責任者ジョアン・バカリ・ネト(Joao Vaccari Neto)氏の証言が一時中断された。げっ歯類を放ったとみられる人物は警備員によって連れ出され、公聴会は再開された。その場にいた人たちは、公聴会は一時サーカスのようになったと語った。(c)ESTADAO CONTEUDO/AFPBB News