【4月3日 AFP】自転車ロードレースのワールドツアーライセンス取り消しが取り沙汰されるアスタナ(Astana Pro Team)は2日、国際自転車競技連合(UCI)に対して弁明を行った。

 UCIは先日、ドーピング問題に揺れる同チームに対し、ワールドツアーライセンス取り消しを要求していた。

 アスタナがライセンスを失うことになれば、昨年のツール・ド・フランス(2014 Tour de France)で優勝したヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)は、連覇を目指すことができなくなる。

 アスタナでは昨年、リザーブチームを含め、5人の選手がドーピング違反を犯している。

 UCIは昨年12月、ドーピング問題に関連して、ローザンヌ大学スポーツ科学研究所(Institute of Sport Sciences of the University of Lausanne)による監査に協力することなどを条件に、アスタナにライセンスを認可していた。

 しかし、同研究所の報告書を読み直した結果、UCIはライセンス委員会に対し、アスタナの出場権を取り上げるよう要求した。

 UCIは簡潔な声明の中で、「UCI、ローザンヌ大学スポーツ科学研究所、アスタナの代表者が本日(2日)ライセンス委員会に姿をみせた」と明かし、「結果は保留となっており、UCIはこれ以上のコメントを出すつもりはない」と述べている。

 ワールドツアーライセンスは、グランツール(三大ツール)を含めた国際レースの出場権を認めるもの。

 アスタナは、チームのライセンスを守るため、いかなる主張にも抵抗する構えをみせており、拘束力のある決定が下される前に、ニバリのツール連覇を達成させたいとしている。(c)AFP