オランダ、終了間際の得点でかろうじてドロー 欧州選手権予選
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【3月29日 AFP】サッカー欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)は28日、予選の試合が各地で行われ、グループAのオランダはトルコと1-1で引き分けた。
オランダは試合終了間際に同点に追いつき、ホームのアムステルダム(Amsterdam)でかろうじて引き分けに持ち込んだ。
トルコは前半37分に同国1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)に所属するFWブラク・ユルマズ(Burak Yilmaz)のゴールで先制し、そのまま相手に手痛い敗戦を食らわせるかのようにみえたが、オランダは後半ロスタイム2分に同点ゴールを決めた。
ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)を負傷で欠くオランダは、なかなか得点を奪うことができず、前半終了8分前には先制点を奪われた。
ステファン・デ・フライ(Stefan de Vrij)の中途半端なクリアが、トルコのヴォルカン・シェン(Volkan Sen)に渡ると、そこからボールはユルマズにつながり、最後は右足の強烈なシュートがブルーノ・マルティンス・インディ(Bruno Martins Indi)に当たってゴールに入った。
1点リードを許して後半を迎えたオランダだが、ボール保持率76パーセントを記録しながらも、相変わらずゴール前の精度は上がらない。
途中出場のルシアーノ・ナルシング(Luciano Narsingh)は後半9分の絶好機をふいにし、イブラヒム・アフェレイ(Ibrahim Afellay)のミドルシュートは相手GKが好セーブした。さらにウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)のFKは枠を捉えきれなかった。
そして試合の行方はこれで決まったかのように思われた後半ロスタイム2分、トルコのクラブでプレーするスナイデルがシュートを放つと、これがクラース・ヤン・フンテラール(Klaas-Jan Huntelaar)の頭に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。
2012年の欧州選手権ではトルコを本大会に導けず、成功を収められなかったオランダのフース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督にとっては、敗れていれば解任論が一気に高まる可能性もあっただけに、一安心の結果となった。
オランダはまた、2000年の欧州選手権準決勝でイタリアにPK戦で敗れたのを最後に、同年10月からホームでの公式戦無敗を続けている。
それでもオランダは、ホーム20連勝達成はならず、予選の半分を終えて2位アイスランドと勝ち点5差の3位にとどまっている。欧州選手権予選は、本大会に自動で出場できるのは各グループ2位までで、3位はほとんどのチームがプレーオフにまわる。
2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)ではベスト4に入り、欧州選手権では1984年のフランス大会を最後に本大会出場を逃したことがないオランダだが、勝利を逃したトルコが勝ち点2差の4位につけており、今後も気の抜けない戦いが続く。(c)AFP