【3月23日 AFP】2014-15スキージャンプW杯は22日、スロベニアのプラニツァ(Planica)で男子個人最終戦が行われ、ゼヴェリン・フロイント(Severin Freund、ドイツ)が総合優勝を果たした。

 ユーリ・テペス(Jurij Tepes、スロベニア)が優勝した最終戦で、7位に終わったフロイントだが、ノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2015)で2つの金メダルを獲得した王者は、合計1729ポイントで2位のペテル・プレヴツ(Peter Prevc、スロベニア)と並んだ結果、今季の優勝回数でプレヴツを上回った。

 26歳のフロイントは、1984年のイエンス・バイスフロク(Jens Weissflog)氏、1999年から2連覇を果たしたマルティン・シュミット(Martin Schmitt)氏に次ぐ、3人目のドイツ人総合覇者になった。

 葛西紀明(Noriaki Kasai)は、1137ポイントで総合6位に入っている。(c)AFP