【3月16日 AFP】2014-15スキージャンプW杯は15日、ノルウェーのオスロ(Oslo)で男子個人第29戦が行われ、ノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2015)金メダリストのゼヴェリン・フロイント(Severin Freund、ドイツ)が同地で2連勝を飾り、今季9勝目を挙げた。

 14日にも誉れ高きホルメンコーレンジャンプ競技場(Holmenkollbakken)で優勝していたフロイントは、この日合計258.9点を記録し、完璧な週末を締めくくった。

 2位には合計254.9点で葛西紀明(Noriaki Kasai)が続き、3位には合計251.5点で前日2位に入ったペテル・プレヴツ(Peter Prevc、スロベニア)とソチ冬季五輪金メダリストのカミル・ストフ(Kamil Stoch、ポーランド)が並んだ。

 今季を残り2戦として、フロイントは2位のプレヴツに94点差をつけて総合首位に立っている。各大会は優勝すれば100点を与えられるため、選手は今後最大で200点を獲得できることになっている。

 今季ここまで15回表彰台に上がっているフロイントは、1999-2000シーズンに同国出身のマルティン・シュミット(Martin Schmitt)が記録した1シーズン11勝の記録を射程圏内にしている。(c)AFP