【3月14日 AFP】2014-15スキージャンプW杯は13日、ノルウェーのオスロ(Oslo)で女子個人最終第13戦が行われ、高梨沙羅(Sara Takanashi)が合計263.8点で優勝を果たしたものの、総合優勝のタイトルはダニエラ・イラシュコ・シュトルツ(Daniela Iraschko-Stolz、オーストリア)の手に渡った。

 最終戦を前に、高梨に89ポイント差をつけていたイラシュコ・シュトルツは、この日合計237.0点で全体の5位という結果に終わったが、34ポイント差で総合首位の座を守った。

ソチ冬季五輪銀メダリストのイラシュコ・シュトルツは、2011年のノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2011)で金メダルを獲得した経験を持つ。

 18歳の高梨は、今季W杯で通算6勝を挙げたものの、総合3連覇はならなかった。

 今大会の2位には、合計257.1点で米国のサラ・ヘンドリクソン(Sarah Hendrickson)が入り、3位には合計250.4点でカナダのテイラー・ヘンリック(Taylor Henrich)が入賞した。(c)AFP