サイクロン直撃の離島、被災者「H」の文字で助け求める バヌアツ
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【3月18日 AFP】大型サイクロン「パム(Pam)」に見舞われたバヌアツで18日、一部の島に緊急援助物資が到着し始めたが、多くの離島はなおも孤立状態が続いており、被災者らが地面に大きな「H(ヘルプ、help、の頭文字)」を描いて助けを求めている。
離島の多くには航空機が着陸できる広場や水深の深い港がないため、救助隊らの到達が難航しており、被害の規模の全体像さえまだ把握できていない。
バヌアツのジョー・ナツマン(Joe Natuman)首相は、被害の全容が明らかになるまでには「あと1~2週間かかるだろう」と語った。(c)AFP/Jeremy Piper