4―深刻なベイルのゴール欠乏症

 ロナウドの調子が下降線をたどるなかで、今こそその力が必要とされているにもかかわらず、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)はレアルに加入して以降の1年半で最悪のゴール欠乏症に陥っている。

 ベイルは現在、720分以上にわたってネットを揺らすことができていない。そのうえ、今年の初めごろにスペインメディアから自己中心的と批判されたことが影響しているのか、ゴールに向かうことをためらっているように見える場面もある。

5―長丁場のリーグで結果を出せないアンチェロッティ監督

 フロレンティノ・ペレス(Florentino Perez)会長はほんの数か月前、アンチェロッティ監督にはレアルのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)になってほしいと述べ、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を26年以上率いた名将と同じように、長期政権をにおわせる発言をしていた。

 ところが現在、仮にシーズンを主要タイトル無冠で終えようものなら、アンチェロッティ監督は職を失っているのではと疑う声まで出ている。

 アンチェロッティ監督は6日、自身のおおらかな指導スタイルが批判を受けていることに対して、自分はこのやり方でチャンピオンズリーグを3度制し、レアルに昨年5月、12年も待ち望んだ通算10度目となるチャンピオンズリーグのタイトルをもたらしたと反論している。

 それでもアンチェロッティ監督は、長丁場のリーグ戦が得意とはとても言い難い。

 アンチェロッティ監督はイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)とACミラン(AC Milan)、プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)を経て現在レアルで指揮を執っている。

 しかし、指導者としての過去15シーズンで、リーグタイトルを獲得できたのはわずか3回だ。(c)AFP/Kieran CANNING