【2月2日 AFP】アフリカネーションズカップ2015(2015 The Africa Cup of Nations)は1日、準々決勝が行われ、ガーナが3-0でギニアに快勝し、5大会連続のベスト4入りを決めた。

 ガーナは、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)からエバートン(Everton)に期限付き移籍中のクリスティアン・アツ(Christian Atsu)が2得点を決め、赤道ギニアの首都マラボ(Malabo)で勝利を収めた。

 前半4分にアツの得点で先制したガーナは、ハーフタイム直前にクエシ・アッピア(Kwesi Appiah)の得点でリードを広げると、後半16分にはアツのクロスがそのままゴールインし、開催国である赤道ギニアとの準決勝に駒を進めた。

 アブラハム・グラント(Avram Grant)監督が率いるガーナは、1982年以来となる大陸王者に望みをつないだ。その一方で、ギニアの冒険は本大会未勝利のまま終焉を迎えた。

 グループリーグ3試合をすべて引き分けで終え、マリとの抽選の末に決勝トーナメントに進出したギニアだが、番狂わせを起こせそうな気配をまったくみせず、さらには終了間際にGKのナビ・ヤッタラ(Naby Yattara)が退場処分となり、10人で試合を終えた。(c)AFP/Andy SCOTT