■「ものすごく幸運な勝利」

 韓国は前半30分に先制のチャンスを迎え、金民友(Min-Woo Kim、キム・ミヌ)の糸を引くスルーパスに李根鎬(Keun-Ho Lee、イ・グノ)が抜け出してループシュートを狙ったが、ここはGKのハミード・ユセフ(Hameed Youssef)に難なく反応され、タッチラインのシュティーリケ監督も悔しそうなそぶりを見せた。

 しかしその6分後、韓国は試合の均衡を破ることに成功した。サイドを突破した車ドゥリ(Du-Ri Cha、チャ・ドゥリ)の完ぺきなクロスに南が力強く頭で合わせ、ユセフからゴールを奪うと、韓国ファンが大半を占める観客席も沸き立った。

 シュティーリケ監督はハーフタイムに選手を1人変更し、オマーン戦で得点を決めたチョを投入したが、後半に良い入りをしたのはクウェートの方で、サイドのアリ・マクシード(Ali Almaqseed)の強烈なシュートがポストをたたき、早速同点ゴールに迫った。

 後半15分を過ぎてからは、韓国の守備陣が不安定さを露呈したこともあって、試合はオープンな展開となり、お互いに決定機を作った。李のヘディングシュートはわずかに枠を外れ、一方でサイドからの折り返しに上手く合わせたファハド・アル・アンサリ(Fahad Ebrahim Al Ansari)のシュートはGKに阻まれた。

 シュティーリケ監督は、「試合の多くの段階で、うちよりもクウェートの方が良かった。向こうの方が多くボールを持ち、運動量も多かった。今日の結果はものすごく幸運だったと思う。こんなに多くの問題が起こるとは予想していなかった」とコメントした。(c)AFP