【1月13日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)グループDの試合で、日本は4-0でパレスチナに勝利したものの、本田圭佑(Keisuke Honda)は審判のレベルに不満を抱えているようだ。

 この試合で笛を吹いたカタール人のアブドゥッラフマーン・フセイン(Abdulrahman Hussain)主審は、危険な方法で相手に接触したとしてパレスチナに合計5枚のカードを提示し、アハマド・マハジナー(Ahmed Mahajna)を退場処分にしたが、本田はそれでも十分ではなかったと主張、この試合がまるでバスケットボールのようだったとコメントした。

 イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)でプレーする本田は、「まるでバスケットボールのようだった。文句は言いたくないが、審判のレベルについて何らかの対策を講じる必要があると思う」と苦言を呈した。

「試合中に何かを言うのはエネルギーの無駄。でも、僕らが接触するたびにファウルを取られて、まるでバスケットボールのようだった」

 本田は、日本がパレスチナの乱暴なプレーから守られるべきだったという。日本はこの試合で何度も危険な接触を仕掛けられており、本田は、序盤にもPKが与えられるべき場面があったとしている。

「前半15分にコーナーからの場面で明らかなハンドがあった。でも、今さら言ってもどうにもならない」

 アジアカップの審判の質については、イランのカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督や、オマーンのポール・ルグエン(Paul le Guen)監督も不満を訴えている。(c)AFP