一方でエンリケ監督は、ジョゼップ・マリア・バルトメウ(Josep Maria Bartomeu)会長から、11日に行われるアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦で勝利できなければ首になるとの最後通告を受けてはいないと明かした。

「指揮官の将来というのは結果次第。コーチングの講座で真っ先に教えられることだ。クラブと選手からの後ろ立てを感じている」

 バルセロナのここ最近の危機は、メッシとネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、そしてダニエウ・アウベス(Daniel Alves)が、他の選手より2日間多く冬季休暇を与えられたことが発端となっている。

 3選手はソシエダ戦の48時間前にチームに合流しており、エンリケ監督はイヴァン・ラキティッチ(Ivan Rakitic)、ジェラール・ピケ(Gerard Pique)とともに全員をベンチに置いた。

 エンリケ監督は、メッシが世界最高の選手という考えを改めて表明したが、チームの選手全員が守るべきルールもあるとコメントした。

「私が子供たちにそうするように、選手を全員同じように扱うことはしない。間違っているかもしれないが、それぞれには物差しがあるからね」

(c)AFP/Kieran CANNING