【1月5日 AFP】14-15スペイン1部リーグは4日、第17節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は0-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)に敗れた。

 バルセロナのルイス・エンリケ(Luis Enrique)監督は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)とネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)をベンチに置いたものの、試合開始直後のジョルディ・アルバ(Jordi Alba)のオウンゴールで黒星を喫した。

 この日行われた試合で、首位レアル・マドリード(Real Madrid)がバレンシア(Valencia CF)に敗れていたものの、デビッド・モイーズ(David Moyes)監督率いるソシエダに屈し、バルセロナはそのアドバンテージを生かすことができなかった。

 合わせて約3億ユーロ(約430億円)のスター選手をベンチに置く賭けに出たエンリケ監督だったが、敵地での試合開始から2分も経たずに、アルバがセルヒオ・カナレス(Sergio Canales)のクロスボールを自陣ゴールに入れ、思わぬ面倒を招いた。

 南米の両雄がいない中、ルイス・スアレス(Luis Suarez)は前線で一人奮闘したが、チームの中で機能せず、ハーフタイムを前にペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が迎えた2つのチャンスも防がれた。

 後半開始とともにメッシ、その後にネイマールが投入されて調子を取り戻したバルセロナだったが、ソシエダのしぶとい守備とGKヘロニモ・ルジ(Geronimo Rulli)の好セーブを前に、勝ち点1を手にすることもできなかった。(c)AFP