【1月7日 AFP】14-15イタリア・セリエAは6日、第17節の試合が行われ、首位ユベントス(Juventus)とインテル(Inter Milan)は1-1で引き分けた。

 新加入のルーカス・ポドルスキー(Lukas Podolski)がチームデビューを飾ったインテルは、明るい兆候がいくつか見えた。一方のユベントスは、この引き分けで2位ASローマ(AS Roma)にうまく勝ち点差を詰められてしまった。

 昨年12月のイタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup 2014)でナポリ(SSC Napoli)に敗れているユベントスは、そこからの修正を目指して新年最初の公式戦に臨んだ。

 マッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督率いるユベントスは開始直後から猛攻を見せ、アルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)の絶妙な折り返しから、カルロス・テベス(Carlos Tevez)がリーグ最多となる11得点目を決めて先制した。

 ところが後半10分、ポドルスキーがズラフコ・クズマノヴィッチ(Zdravko Kuzmanovic)に代わって新チームデビューを果たすと、この交代をきっかけにインテルも勢いづいた。

 同19分、フレディ・グアリン(Fredy Guarin)が中盤から長いスルーパスを出すと、マウロ・イカルディ(Mauro Icardi)がレオナルド・ボヌッチ(Leanardo Bonucci)と競り合いながらボールに追いつき、前へ出てきたGKジャンルイジ・ブッフォン(Gianluigi Buffon)の脇を抜く同点ゴールを流し込んだ。

 イカルディは、ユベントスとのリーグ戦4試合で5得点を挙げている。(c)AFP