【12月20日 AFP】米映画製作大手ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)は19日、劇場での上映中止を決定したコメディー映画『The Interview(ザ・インタビュー)』について、何らかの形で公開したいとの考えを明らかにした。

 同社が制作した映画の内容に激怒した北朝鮮が行ったとみられる大規模なサイバー攻撃を受けた同社は、当初予定していた今月25日の公開中止を決定。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は、この判断を「誤りだ」と批判していた。

 大統領の発言から間もなく同社は声明を発表。公開中止を決定した直後から、「代替となる公開方法を積極的に模索していた」と主張した。「この作品を観たいと思う人が誰でも鑑賞できるようにしたい」という。

 DVDやストリーミングなどを含め、劇場で上映する以外の複数の公開の方法について現在、検討を進めている。(c)AFP