フェルプスは保護観察処分に
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【12月20日 AFP】(一部訂正)五輪の競泳男子で通算18個の金メダルを獲得している米国のマイケル・フェルプス(Michael Phelps)が19日、酒気帯び運転により執行猶予が付いた禁錮1年の判決を受け、18か月の保護観察処分となった。
刑務所入りを免れたフェルプスは、2016年のリオデジャネイロ五輪を含めた未来へ目を向けている。
フェルプスはこの日、反省した様子でボルティモア(Baltimore)の裁判所に出廷し、酒気帯び運転の起訴事実を認めた。フェルプスがアリゾナ(Arizona)州にある依存治療センターで45日間の集中リハビリを終え、禁酒会に出席したことを明かし、弁護人はフェルプスへの情状酌量を求めた。
ダークスーツを着用し、縁あり眼鏡をかけたフェルプスは、ネイサン・ブレイブマン(Nathan Braverman)判事に対し、「45日間のプログラムの間に、これまで知るよしもなかった自分自身について多くのことを学びました。過去に思っていた以上に、もっと明るい未来を見据えています」と語った。
フェルプスは9月30日未明、酒気帯び運転で速度超過を起こして刑務所に入る可能性もあったが、ブレイブマン判事は州検事の求刑の通り、執行猶予の付いた禁錮1年とともに18か月の保護観察処分の判決を言い渡した。フェルプスはこの間、飲酒を必ず控えなければならない。
判事は、今後フェルプスが米国外で練習を行ったり、競技会に出場することが可能となるしたものの、どこにいようとアルコール依存症の治療を守らなければならないとしている。
続けて判事は、今回の一件が時を経て「伝説的なキャリアの脚注」になることを望んでいると付け加えた。
これまで五輪で通算22個のメダルを手にしているフェルプスは、この結果により競技会復帰への道を再び進むことになった。
逮捕から数日後に米国水泳連盟(USA Swimming)から6か月の出場停止処分を受けたフェルプスは、ロシアで行われる第16回世界水泳選手権(16th FINA World Championships)を欠場することになっている。弁護士は、「次回の五輪に向けた練習の最中である」と語ったものの、それ以上の詳細については明かしていない。(c)AFP