【12月13日 AFP】男子プロテニス協会(ATP)は12日、2015年のツアー賞金が史上初めて総額1億ドル(約118億円)を超えると発表した。

 ATPは、スポンサーとファンに対する世界規模のアピールの恩恵を得て、2018年までに賞金総額が1億3500万ドル(約160億円)になると見込んでいる。

 声明でATPは、「大会における賞金増額は、男子プロテニスの継続的な成功の証しであるとともに、ATPの成果の強みに対する自信と今後数年の予測された成長を示すもの」と発表した。

 増額が最大となったのは、四大大会(グランドスラム)に次ぐ規模のATPワールドツアー・マスターズ1000(ATP World Tour Masters 1000)。大会側が年次11パーセント増額し、さらにATPが3パーセント分を提供するため、2018年まで年14パーセントずつ賞金額が増額される。

 規模の小さいATPワールドツアー250(ATP World Tour 250)でも、同期間内で年平均3.5パーセントずつ賞金が増額される。(c)AFP