【12月10日 MODE PRESS WATCH】「ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)」が、11月25日の「国連女性に対する暴力撤廃の国際デー」に合わせ、男女平等と女性の地位向上を促進する国連ウィメン協会を支援するグローバルキャンペーン広告を発表した。

 花びらを女性に投げつける男性4人の姿を写した新キャンペーンビジュアルは、「ベネトン」が創設したリサーチセンター「ファブリカ(FABRICA)」が考案・制作した。国際デーのお祝いと警告という2つの意味が込められており、女性が尊敬の対象ではなく、頻繁に暴力の被害者になるのはなぜかという質問を突きつけている。

 国連ウィメン協会のプムジレ・ムランボ-ヌクカ(Phumzile Mlambo-Ngcuka)事務局長は「私達は女性を脅かす暴力の世界的流行を止めることができるはずです。しかし一人ではできません。私達の意識を高め、現在蔓延している人権侵害に向かって一切許容しない文化を促進するパートナーが必要です。ベネトンのキャンペーンは私達のグローバルな取り組みをサポートしてくれています。この大義に対する献身に感謝いたします」とコメントしている。(c)MODE PRESS