【9月4日 Relaxnews】9月5日から9日までパリで開催される総合ライフスタイル見本市「メゾン・エ・オブジェ(Maison & Objet)」の「タラン・ア・ラ・カルト(TALENTS A LA CARTE)」でフィーチャーされるクリエイターが発表された。

新進気鋭のクリエイターたちを紹介する「タラン・ア・ラ・カルト」で今回取り上げられるのは、6人。1人目はFerreol Babin。「ベネトン(Benetton)」が創設したリサーチセンター「ファブリカ(FABRICA)」のデザイン部門に所属するメンバーであり、ガラス照明メーカーの「フォンタナ・アルテ(Fontana Arte)」やデザインメーカーの「ムスターシュ(Moustache)」で働いた経験を持つ。彼のデザインは詩的で感情を揺さぶるものでありながら、機能性と合理性のバランスを追求している。

 2人目のFabien Cappelloは、身近なものをクリエイティブに活用することで知られている。人々の行動、空間、そこでの暮らし方を観察し、日常からインスピレーションを得ている。

 ボタニカル・アーティストのStephane Margolisは、インドやコスタリカ、モロッコ、米国、メキシコへの旅から着想を得て、花や植物を使った作品を発表する。ビジュアル・アーティストのジョセフ・メイダン(Joseph Meidan)とインテリア・デザイナーのマリオン・ダクロス(Marion Duclos)はコラボレーション作品を発表。それぞれの専門分野を生かし、デザインと素材にこだわった作品を制作した。アートデュオ、Ruiz Stephinsonは人々の感情に反応するデジタルアートを制作した。さらに、パリのデザイナーであるLouise de Saint AngelとRoman Guilletは、アートとデザインの垣根を取り払う多様なプロジェクトを展開する。(c)Relaxnews/AFPBB News