【12月4日 MODE PRESS WATCH】「シャネル（CHANEL）」が2日、オーストリア・ザルツブルク（Salzburg）のレオポルツクロン城で2014/15年 パリ－ザルツブルク メティエダール（Metiers d’Art）コレクションを発表した。

 18世紀のロココ調の城を会場に、デザイナーのカール・ラガーフェルド（Karl Lagerfeld）は民族衣装であるディアンドルやレーダーホ－ゼンからアイデアを得て、チロリアンスタイルやオーストリアの伝統衣装にひねりを加えたコレクションを発表。ローデン生地やツイード、フェルト、レザー、カシミアなどの生地にレザーのブレードや羽根細工、アルプスをモチーフにした刺繍などをあしらいエレガントに仕上げつつ、デイドレスやジャケット、ケープ、ミディアム丈のコートには背中にプリーツを入れるなど動きやすさにもこだわった。

 また前日の1日には、ファレル・ウィリアムス（Pharrell Williams）、カーラ・デルヴィーニュ（Cara Delevingne）を起用したショートムービー”Reincarnation”のプレミア上映が開催された。

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