【12月3日 AFP】14-15NBAは2日、各地で試合が行われ、オクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)は、骨折した右足の手術を受け、10月以来の復帰を果たしたケビン・デュラント(Kevin Durant)が27得点を挙げたものの、104-112でニューオーリンズ・ペリカンズ(New Orleans Pelicans)に敗れた。

 13-14レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)のデュラントは、プレシーズンのエキシビションゲームで右足小指の付け根を骨折、サンダーはこの日まで5勝12敗と苦戦していた。

 ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)の故障がさらにチームを苦しめたが、ウエストブルックも、先月28日の試合からサンダーの戦列に戻っている。

 主力の2選手が復帰したサンダーだが、ペリカンズではタイリーク・エバンス(Tyreke Evans)がゲームハイの30得点を記録、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)が25得点10リバウンド、ベンチスタートのライアン・アンダーソン(Ryan Anderson)も23得点を挙げるなど、怒濤(どとう)の攻撃を展開した。

 復帰初戦のデュラントは30分の出場にとどまり、フィールドゴール(FG)は18本中9本を成功させた。フリースローでは、7本中6本を決めている。

 デュラントは、他にも3リバウンド、2アシストを記録したが、同時に5ターンオーバーを喫してコートを去った。

 ウエストブルックが21得点、レジー・ジャクソン(Reggie Jackson)が17得点のはたらきをしたサンダーだが、久々の連勝を維持することはできなかった。(c)AFP