【12月1日 MODE PRESS】1959年に「ヴァレンティノ(Valentino)」を立ち上げたヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)氏が、80年代に自分がデザインしたコレクションについて「ひどい」「調和がとれていない」と批判した。

 エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)やオードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)など数々のスターのドレスを手掛けてきたヴァレンティノは、ファッション・コンサルタントのファーン・マリス(Fern Mallis)がホストを務める講演会「Fashion Icons with Fern Mallis」でこう語った。「私は80年代に自分が作ったドレスが嫌いです。肩がフィットしていないし、調和がとれていません。本当にひどいものです!靴も良くないし、ちっとも好きではありません」

 ただし、80年代のコレクションへの不満は、彼のキャリアの中では例外のようだ。それ以外のデザインについては、「私は多くの信念を持って、ショーを準備します。バックステージでもどんな時でも、自分のデザインを信じているからいつも満足なんです」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS